産業技術総合研究所の山田博士が開発したHDMS(血流動態分離)を表示アプリで適用した場合にどのように見えるか、弊社での実験例から紹介します。

まずはわざと前額部に血流を集める為、前屈をした際のデータ処理画面です。

見やすい様に酸化ヘモグロビンOxy-Hbのみを表示しています。

黄緑のトレンドが元のデータです。下の加速度の表示を見ても分かる様に前屈した結果、ぐんと跳ね上がる様に酸化ヘモグロビンが集まっています。

赤のトレンドがHDMSを適用したOxy-Hbです。
前屈しただけでは前頭葉はあまり使われていないのが、
よくわかる結果になりました。

次は思考実験をいくつかやってみて、もっとも反応が大きかったものを例示します。

この時はメアリーの部屋という思考実験を初見で考えた分を抜粋しています。
前屈の時と比べて体動はありません。前屈時と同じく黄緑の線が元データで、赤線がHDMSを適用したトレンドです。

元データ(前額部の皮膚などのデータを含む)に比べて多少抑えめになりますが、前頭葉に酸化ヘモグロビンが安静時(グラフの左端あたり)に比べて集まってきていることが分かります。

このように体動などの前額部の変化を除くことが出来る様になります。

詳しくは産業技術総合研究所の山田博士の
解析アルゴリズムについての産総研のホームページを参照願います。

また、以前のHDMS血流動態分離の記事や弊社HPのHDMSのページ(astem-jp.com/contract)も参照してください。

使ってみたくなりましたでしょうか。
レンタルなども行っている為、興味がありましたらお問い合わせください。

対象機種:ブレインアクティビティモニタ(Hb13-nHb131SHb133Hb134

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