弊社NIRS製品のうち、脳(前頭葉)にセンサーを配置して計測するブレインアクティビティモニタがどの深さ位を測定しているかをかいつまんで説明します。
ブレインアクティビティモニタ(Hb13シリーズ)は
表皮から“16mm~25mm”付近を計測しています。
つまり成人で言うと
脳表から8mm~17mm付近の脳組織の酸素動態(酸素飽和度rSO2:%とヘモグロビンの変化量)を測定していることになります。
ブレインアクティビティモニタだけでも脳の有意な血流酸素動態を見ることは可能ですが、表皮などの血液も測定している為、より正確に見たい方に以下のアルゴリズムを組み込んだプログラムの活用をお勧めしています。
産業技術総合研究所
人間情報インタラクション研究グループ
ニューロリハビリテーション研究グループ 山田亨博士
が開発した脳血量変化とそれ以外の変化量を分離する「血流動態分離法」(HDMS)
です。ぜひお問い合わせください。
解析アルゴリズムについては産総研のホームページを参照願います。
ご興味をお持ちいただけましたか?
機種によってはレンタルなども行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
今回登場した機器:ブレインアクティビティモニタ(Hb133)のセンサー部:NIRSプレート(Hb133)